タイトル画像:国民健康保険の免除

国保の状況

国保(市町村)被保険者の職業構成
 無職51.0%、被用者24.1%、自営業17.3%、農林水産業4.9%、その他2.7%(2002年度)となっており、昭和40年度と比べると、農林水産業が42.1%から4.9%に激減し、そのかわり無職が6.6%から過半数の51%に激増しています。(出典:国民健康保険中央会 国民健康保険の安定を求めて 2004年)
 昭和40年には、農林水産業と自営業が7割だった国保は、現在では無職、年金生活者、パートやアルバイトが増え、「自営業者を対象とした国保」とはとても言えない状況となっています。

1人当たりの医療費が高く、保険料の所得に対する負担は大きい国保
 加入者に老人が多いため、医療費は高く、無職の人が多いので、所得に占める国保保険料の割合は大きいのです。

国民健康保険と他の公的医療保険の比較
国民健康保険 政府管掌健保 組合管掌健保
加入者平均年齢 52.5歳 37.2歳 34.0歳
老人加入割合 26.0% 5.4% 2.6%
1世帯当たり年間所得 153万円 237万円 381万円
1世帯当たり保険料 15.6万円 15.9万円 17.6万円
1人当たり診療費 16.4万円 12.1万円 10.3万円
年間所得に占める保険料率 10.2% 6.7% 4.6%
※政管健保と組合健保の1世帯当たり保険料は、本人負担分のみ
 出典:国民健康保険中央会 国民健康保険の安定を求めて 2004年より作成

・政管健保と組合健保に比べると保険料が高い国保
 国保は、無職の人が多いので、保険料は「取れるところから取る」ということで、年収100万円ならまだ差は目立ちませんが、200万円以上ともなると、著しく高くなっています。
年収 国保 組合健保 政管健保
2人世帯 4人世帯
100万円 A市 4.2 6.7 2.0 6.8
B市 4.1 7.0 3.6
200万円 A市 16.2 18.6 4.0 8.2
B市 16.7 19.7 8.4
300万円 A市 22.7 27.7 6.0 12.5
B市 23.6 29.4 12.9
500万円 A市 36.9 42.0 10.0 20.1
B市 38.9 44.6 21.4
 出典:国民健康保険中央会 国民健康保険の安定を求めて 2004年より作成

国民健康保険の給付金

 市町村によって異なりますが、各種の給付や貸付がありますので、知っているとお得です。市町村によっては、人間ドック補助などはない場合もあります。なお、未納がある場合は、給付金を未納分にあてるなどの相談をされるようです。また、申請できる期間は2年間となっているようです。
・出産一時金:35万円程度の支給
・葬祭費:3〜7万円程度の支給(市町村によって額がかなり違う)
・人間ドックや脳ドックの助成:2万円とか8割補助
・乳幼児医療費助成
・高額療養費貸付

私の国保体験談

・吉井町に引っ越して
 練馬区に比べると、なんと15万円も高くなっていました。ショック!

・東京都練馬区在住の時
 前年が無収入だったため、平成15年度の国民健康保険料は、年額8,880円になりました。前年の保険料は、年額164,650円だったので、ほとんどタダみたいになり、気が楽になりました。